公益社団法人島根県トラック協会では、業界の健全な発展と協会の円滑な運営を図るために次の事業を行っております。

交通安全対策

 安全輸送は貨物自動車運送事業者の基本であり、最重点課題として積極的に取り組んでいます。

1.ドライバー教育の実施

 島根県内の各自動車運転教習所でドライバーの安全運転に係る研修を行い、安全運転の見直しを行っています。

2.交通事故防止に関する活動

 交通事故防止や環境対策を円滑に推進するために、交通環境対策委員会を設置し調査研究を行い、各種交通安全活動への参加、事故防止大会の開催、交通安全啓発PRグッズの配布など、様々な交通事故防止活動を行っています。

環境対策

 地球温暖化や大気汚染等環境問題が社会問題となっている中で、社会と共生する環境に優しいトラック輸送を目指し、エコドライブ研修及びコンテストをはじめとする研修会の開催、低公害車導入の促進など、様々な環境対策を積極的に推進しています。

貨物自動車運送適正化対策

 適正化指導員の巡回指導により、運送事業者の違法行為や無許可運送事業の防止に努めています。

又、荷主からの苦情等にも適切に対応することにより、健全なトラック事業者の育成に努めています。

 【 Gマーク制度 】 貨物自動車運送事業安全性評価事業

 全国貨物自動車運送適正化事業実施機関である公益社団法人全日本トラック協会は、トラック運送事業者の交通安全対策などへの事業所単位での取り組みを評価し、一定の基準をクリアした事業所を認定する貨物自動車運送事業安全性評価事業を実施しています。
 この貨物自動車運送事業安全性評価事業は、利用者がより安全性の高い事業者を選びやすくするとともに、事業者全体の安全性の向上に対する意識を 高めるための環境整備を図るため、事業者の安全性を正当に評価し、認定し、公表する制度です。

研修事業

若手経営者・女性経営者(管理者)合同研修会の開催

 会員事業者の資質の向上を目指し様々な各種研修会を開催しています。

緊急対策

 近年多発している地震や豪雨による土砂災害などの自然災害時に島根県から受けた「地方指定公共機関」としての社会的使命を果たすため緊急物資輸送を行っています。
 毎年開催される島根県等で行われる防災訓練に緊急物資輸送隊として参加し、大災害発生時の対応に備えています。

 近年多発した自然災害時、また2011年の「東日本大震災」の発生による大災害時にも、直ちに「緊急救護物資輸送」体制を整え、県や各市町村の救援物資を積んで被災地へ出動しました。その活動は、高い評価を受けています。

 また、大規模な地震や水害等の災害に備え、災害時の緊急輸送の拠点となる防災倉庫を設け、災害用の備蓄品を収容しており、迅速な緊急物資輸送に努めています。

広報対策

「トラックの森」森林保全活動

 荷主企業や一般消費者の方にトラック運送事業を正しく理解し安心してご利用いただけるように、新聞・テレビ・ラジオ等各種媒体による広報活動を行っています。

 また、10月9日の「トラックの日」を中心として、山陰道・宍道湖パーキングエリアにヒノキやスギを植樹し「トラックの森」づくりを行い、森林保護育成を図ることで、地球温暖化の要因であるCO²削減に寄与しています。